通信界の負の産物!?らくらくスマホの移行

スマートフォン

こんにちは。
足立PCサポートデスクの折居です。

本日は、谷中のお得意様から「スマホのLINEが使用出来なくなってしまったので、修理して欲しい」とのお仕事を頂きました。

実際にスマートフォンを見せて頂いた所、キャリアが独自に開発した「らくらくスマートフォン」をご利用されていました。

らくらくスマホの闇

らくらくスマートフォンとは、キャリアが独自に開発した高齢者向けのスマートフォンになります。

ユーザーインターフェース(画面の使い勝手)を高齢の方でも分かりやすく設計されており、機能を必要最低限に絞ったモデルになります。

文字が大きくシンプルな操作が出来る事を売りにしています。

その反面、ユーザーが混乱しない様に(というより余計な操作をさせず、問い合わせを減らす為に)ありとあらゆる設定を変更できない様に設定されており、まさに我々の様にiOSやAndroidといった世界標準の技術と真っ向に向かっている技術屋泣かせの代物です。

なので、サポートが必要な場合はキャリアショップで対応して貰うしかなくなります。

らくらくスマートフォンの情報自体が少なく、その技術仕様を販売元のキャリアが握っています。

自分等の都合の良い世界にユーザーを誘い込み、自由を奪い、富を独占しようというキャリアの手法になります。

こういう事ばかりしているので、国内のスマホ市場は、海外製品に覇権を握られ廃れていってしまっています。

本日問い合わせ頂いた件も同様で、らくらくスマホのハードウェアがLINEアプリのバージョンに搭載する事が出来なくなってしまった事が原因でした。

お客様へは、新しいスマートフォンへの移行を提案しました。

スマートフォンを購入する方法

スマートフォンを購入するには2つの方法があります。

  1. キャリアショップで機種変更を実施する
  2. 市場からSIMフリースマホを購入し、回線だけを別手配する

①の方法だと、契約期間の縛りがあり、契約満了のタイミングにならないと違約金が発生する等のペナルティが発生します。

端末をキャリアショップで購入して月々の料金を割引させる為の謳い文句として、不要なオプションを契約させユーザーを縛り付けます。

よくあるキャリアのユーザー囲い込みの常套策になります。

②は最近主流になっている、格安SIMとの契約になります。

格安SIMの多くは、契約期間の縛りや余計なオプションも存在せず、料金体系がシンプルなものが多いです。

余計なオプションに加入する必要が無いので、結果的に月々のスマホの通信費用を抑える事に繋がります。

弊所では②の「SIMフリースマホ+格安SIM」の方法しか基本的には対応しておりません。

MNP番号の使い勝手の悪い仕様

今回、一番苦労したのが番号を引き継いで、新しい回線を利用するMNP(Mobile Number Portability)の仕組みでした。

通常MNPを利用するには、現在利用しているキャリアからMNP番号を発行する必要があります。

MNP番号は2週間の期限付きで、ユーザーはその期間中に新しい回線に変更しなければなりません。

この期限が厄介で、2週間の期限なのに裏では2-3日程の有効期限しかなく、格安SIMを提供しているキャリアでMNPを利用して契約をしようとすると、エラーを繰り返してしまいました。

今回、新しい回線となるSIMカードをオンラインで注文した為、MNP番号発行からSIMを注文し、到着する間に裏の有効期限が切れてしまい、何回もMNP番号を発行するというトラブルが発生しました。

今の仕組みだと、移行元のキャリア窓口でMNP番号を発行して、直ぐに移行先となるキャリアショップに行って、契約する必要があります。

以上の事から通信の契約をオンラインのみで実施するのは難しそうです。

各種移行のやり方

■電話帳の移行

次に苦労したのが、電話帳の移行でした。

通常であれば、iCloudやGoogleサービスに電話帳のデータを移行すれば、アクティベーション時に設定を引き継ぎ、電話帳も引き継いでくれるのですが、いかんせん独自開発のらくらくスマホなので、キャリアショップで対応するしかありませんでした。

しかも有料。

自分達が独自開発した物の制限のせいで一切のデータ移行が出来ない状態であるのに、有償でしか対応出来ないなんて。。

阿漕な商売しているなと感じます。

■LINEの移行

通常であれば、移行元でデータ引き継ぎの対応をすればLINEのトーク履歴も含めて保管してくれるのですが、いかんせんらくらくスマホで且つ、LINEが全く使用出来ない状態になっているので、トーク履歴は諦め、LINE IDだけ発行して、アカウントの状態までは維持した移行しか出来ませんでした。

■写真の移行

通常であれば、GoogleドライブやiCloudにデータを全てアップロードしてしまえば、データも引き継いでくれるのですが、いかんせんらくらくスマホなので、アプリもダウンロード出来ず、本体から手動でデータを取り出して、それらをGoogleドライブにデータ移行しました。

まとめ

今回、弊所としても初めてのスマートフォン移行案件で、かなり苦労しました。

一般的なスマートフォンであれば、アプリ次第で容易にデータの移行が出来る筈なのに、それをさせてくれない「らくらくスマホ」は厄介です。

MNPの手続きも事実上窓口でしか対応出来ないので、物理的にショップに足を運ぶ等動かざるを得ませんでした。

時間あたりのコストパフォーマンスが、弊所もお客様としても悪いですが、今後もこの様な問い合わせは多くなると思います。(既に何件かこの様な対応依頼を頂いております。)

今回の失敗は、次回に活かせる良い勉強になったと割り切ります。

おりい
おりい

足立PCサポートデスクでは、お客様の格安SIMへの乗り換えサポートを実施しています。

 

・らくらくスマホが実は使い難い

・らくらくスマホで設定を変更しようとしても出来ない。

・らくらくスマホで急にLINEが使用出来なくなった

 

上記の様なお悩みがございましたら、気軽に相談下さい。

 

機種の調達、格安SIMの契約、データの移行、新機種のレクチャー対応含めてサポート致します。

 

足立PCサポートデスク
折居 祐介

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