こんにちは。
足立PCサポートデスクの折居です。
本日は、加平からトラックの運転手さんがPC修理依頼に来ました。
何でもPC起動時に内蔵電池が切れたとの警告画面がイチイチ出てきてしまう。
Windowsは自動で起動しないし、起動しても時刻表示が0:00にリセットしてしまうとのことでした。
パソコンには、マーザーボードという基盤があり、それらがCPU・メモリ・ディスクを制御して、上物のWindowsが動作しています。
そのマザーボードの設定を保存し、電源が動作していない状態であっても情報を保持し続けてくれるのが内蔵のボタン電池になります。
この仕組みを「不揮発性メモリ」と言います。
不揮発性メモリは、ハードウェアクロック情報を保持し、その情報をWindowsが時刻同期しているという仕組みになります。
この不揮発性メモリである、電池の寿命が通常3~4年ぐらいになります。
お客様がメーカーサポートに電池の交換を依頼したとのことですが、「交換パーツが無い」と断られてしまってそうです。
交換パーツが無いねぇ…
たかだかボタン電池なんて、今ではコンビニでも買える時代なんですけどね(^^;
交換パーツが無い訳ではなくて、対象のパソコンの電池を交換出来る保守員が居ないんでしょうね。
確かに簡単には電池交換が出来ない様な機構でした。
対象はノートPCであったので、裏蓋の外せる箇所を全て外してみても、電池が見つからない!
恐らくキーボードの下側にあるだろうと、お客様にも協力して頂き、なんとか電池交換を果たせました。
裏蓋とマーザーボードをネジ止めでなく、ボンドで無理矢理固定してい箇所があったので、取り外すのに苦労しました。
そりゃあ、こんな状態のパソコンだと分かっていたら、メーカーお抱えの保守員だからこそ、電池交換が出来る人は居ないでしょう!
私が同じ立場だったらやりたくないです(笑)
私も今回は、OSもWindows7で少し古いモデルであったので、最新はパソコンへの買い替えを提案させて頂きました。
しかしながらお客様の使い方として、運転中にインターネットに接続して、専用マップサイトを表示させる為に使う。
このゴツいモデルでないと、トラックの座席に合わずそういった使い方が出来ない。
特に高速道路をよく利用し、初めて乗る箇所であったりすると、進行ルートやレーンを間違えたりすると後戻りが出来ず、先日の高速道路逆走事故の様な惨事を起こしかねない。
スマホやカーナビだと文字が小さかったり、専用ソフトと比較して精度が低かったりするとのこと。
正確な情報を得るには、なんだかんだで今の使い方が一番いいんです!とのことでした。
成程、そういう使い方をしているからこそ、あえてこのパソコンを使用しているのだなぁと強く感じました。
いやぁ、今回は私の方が非常に勉強になりました!
新しいパソコンであったり、スマートフォン・タブレットであったり、便利な機器は日進月歩の如く、これからも世に出ていきますが、その人のライフスタイルに合ったアイテムって、その人次第のオンリーワンな存在なんですよね。
変えが効かないし、代替品を探そうとしても簡単には見つかりません。
でもだからこそ、自分のアイテム探しは面白いんです!
だからこそ、人生は楽しいんです!
人生の目標であったり、既に達成した目標をよりよくする為の通過点なんです。
今日はそんな、人生のアイテムに関わる事が出来て、私の方が幸せでした。
足立PCサポートデスクでは、ソフトウェアだけでなく、ハードウェアの修理も可能な範囲で対応しています。
メーカーサポートに高額の金額を請求されたり、修理が不可能だと言われても、一度相談下さい。
足立PCサポートデスク
折居祐介