ITの世界における規格の統一化と完全電子化について

訪問サポート対応

こんにちは。
足立PCサポートデスクの折居です。

本日は、先日問い合わせがあった社労士事務所の方から帳票に使用するプリンタが使えないのと、帳票位置の修正をして頂きたいとの依頼を受け対応してきました。

引き続きご愛顧下さり、ありがとうございます。

プリンタの方は、前回Windows10にアップデートしてドライバがWindows7のままだった様で、Windows10に対応したドライバを入れ直したら、正常に動作しました。

問題なのは帳票のズレです。

話を伺うと、特定のフォーマットをエンドユーザが国や事務局のフォーマットをダウンロードし、エンドユーザのプリンタで印刷をし、内容を記載・捺印します。

社労士の方が上記用紙に対し、必要事項を入力していくのですが、エンドユーザが独自の環境で印刷したものであるので、プリンタの機種や印刷方法によって、印刷位置が千差万別なんです。

なので利用している特定ソフトウェアに印刷位置のズレ修正の機能があるのですが、この機能に細かい調整機能は無く、上に+-〇mm、横に+-〇mmズラすという調整しか出来ませんでした。

ソフトウェア開発元に問い合わせるも、この問題を根本的に解決する方法はなく、
「紙媒体を利用した方法でなく、全て電子化して下さい。」と一蹴されてしまいました。

そりゃそうだ(^^;
だが、それはプロの仕事ではないな。

ITの世界は、こういった互換性の問題を解決する為、予め規格が統一されています。

ネットワークの世界であれば、OSE参照モデルやTCP/IPという通信規約が標準化されたで成り立っています。

ハードウェアの世界に置いても、CPU・メモリ・ハードディスクという規格を統一し、WindowsというOS(オペレーティング・システム)が載れば各アプリケーションが動作するという仕組みの上で動いています。

では、今回の様なケースはどうすれば良いか?

印刷の規格を統一させれば良いんです。

帳票元となるフォーマット、これに関しては既に統一化されています。

帳票するプリンタや印刷方法を統一させれば、ズレは生じません。

プリンタもメーカーや機種、印刷方法によって位置がバラバラなので、この様な問題が起きるのですから。

しかしながら今更上記を統一化させるのなんて、不可能に近いです。

ITの世界は時として、この様にどうしようもない問題が生じます。

なので、今回の様なケースでは発想を転換し、エンドユーザで直筆・捺印した用紙をスキャナで取り込み、PDFに変換し、PDF編集ソフトにてこちらの記入事項を入力していくという方法をご提案させて頂きました。

ただ、「用紙や捺印が原本で無ければ認められない」と国や事務局に言われてしまった場合は、「町のIT屋」としてもお手上げです(^^;

思うに行政や士業系のお仕事の方には往々にして起こりうる問題だと思います。

令和元年を迎えても、未だに直筆や捺印といった紙ベースでの管理を大事にする文化がある限り、この問題が無くなる事は無いです。

その為のマイナンバー制度で、完全電子申請も出来る様にはなりましたが、世はまだまだ0を1に変えるよりは、0.5の段階です。

ITの世界には0か1しか無いので、0.5の処理とは無理矢理こちらが作り出している様なもの。

その度に利用者が苦労するケースも多々見て来ましたし、その解決策も講じてきました。

ITの世界に足を踏み込んで間もない時、先輩に言われた言葉:

「SEに出来ないは無い。出来る方法の提案と次のアクションを提示する事がSEの仕事だ。」

そんな昔の事をふと思い出しました。

写真は近くの青和ばら公園。
今の時期は丁度、見頃です!

足立PCサポートデスクでは、お客様の抱えるITの問題に対して、可能な限りの解決策を提示していきます。

問題に対して真摯に向き合い、深堀りし、動作を確認した上で次のアクションを提示させて頂きます。

そんなエンジニアとして当たり前の事を当たり前に実施していきます!

足立PCサポートデスク
折居祐介

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